特に観たい番組がない時に
頼りになるのがBSテレビ。
娯楽の要素が少なく、ドキュメンタリー番組が多い気がします。
本日、課題を抱えた私の目に留まったのがこの番組。
2022年1月23日(日) 12:00〜12:55
権藤 ゴンドウ 雨、ゴンドウ 〜壊れた肩が築いた“教えない教え”〜
令和元年。大船渡高・佐々木朗希投手が岩手県大会決勝で登板しなかった事、それに対する社会の反応は「野球」というスポーツへの考え方が大きく変化している事を具現化しました。
そのはるか前から「肩は消耗品」「教え過ぎるな」など先進的思考で指導者としての持論を実践してきたのが権藤博さん。中日、近鉄などで投手コーチを歴任、横浜では監督として日本一に輝く。2017年のWBCでは、「今だからこそ権藤さん」と感じた侍ジャパンの小久保裕紀監督(当時)が投手コーチとして権藤さんを自ら招へい。日本代表の準決勝進出へとつながった。
昭和36年、佐賀から夢を求めプロ野球・中日に入団。新人から2年間で130試合登板65勝をあげる。しかし、登板過多は歴然で結局プロでは9年、投手としては実働5季で散った現役時代。あの痛みがあったからこそ、権藤さんは指導者として幾多の名投手を花開かせ、その功績が認められて令和元年80歳で野球殿堂入り。
<制作>東海テレビ特に参考になったのは
1998年ベイスターズが優勝した時の阿波野投手の起用方法。

前の年、ジャイアンツでは1試合の登板しかなかった選手が
50試合に登板し、優勝に貢献した。
しかし、成績を見ればわかりますがこれといった数字ではない。
彼は、勝敗はつかない「中継ぎのローテーション」という
新たなポジションでフル回転したようです。
この方法で起用したのが権藤監督。
「選手の実力を把握し、あとは信じて起用する」
これぞ、名指導者の姿ですね。