
待ち時間に読書をしていると事務員さんに声をかけられた。
「読書お好きなんですか?」
この子とお会いするのは3度目だが
前回お会いした時に少し長めに話をしたので
覚えていてくれたようだ。
自分も読書が好きなこと
親は本ならいくらでも買ってくれること
好きな本のジャンルなど
話は盛り上がった。
私はつい仕事モードになってしまい、
いつもの調子で面接みたいな質問をしてしまう。
何でこの会社を受けようと思ったの?
実際に入ってみてどうだった?
その高校の就職率ってどれくらい?
などなど(笑)
そして私はあることに気づく。
前回話したとき、就職して2年目だと聞いた。
そして本日、高校卒業して就職したと聞かされた。
つまり、この子
19歳だった。
親世代の私と普通に話せる語彙力は
やはり、読書の量なのか。
うちの会社来ない!
とは言わず
3年は頑張りなよ!
と、ありきたりなことを言ってしまう自分が
少し恥ずかしかった。
何故なら
「祖母にも言われましたぁ」
と返されたから。