
『トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち』清武英利によるノンフィクション小説がドラマ化されました。
概要はバブル経済崩壊後の1996年に経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的として設立された「住宅金融債権管理機構 不良債権特別回収部(トッカイ)」が6兆4千億円という巨額の不良債権を回収すべく奮闘するノンフィクション。
清武さんと言えば、元読売巨人軍取締役球団代表で、渡邊オーナーを告発したことで有名な方。
悪徳債務者の財産隠しの手口やその彼らを追い込む方法など、複雑なものが非常にわかりやすく描かれています。
当時、毎日のように報道されていた「住専問題」を久しぶりに思い出しました。
バブル景気のような、地に足のついていない状況や悪いことだとわかっていても流されてしまう人の弱さを
改めて噛みしめました。